約 3,050,955 件
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/2034.html
悪魔城ドラキュラ 当Wiki連絡用掲示板内「差し替え・追加スレッド」-167 167 名前:悪魔城ドラキュラ 2023/04/07 (Fri) 19 18 36 ■悪魔城ドラキュラ 1986年ファミコンディスクシステムで発売。カセットは1993年。 悪魔城シリーズ初代。海外タイトルはキャッスルバニア。 ニンテンドースイッチの悪魔城ドラキュラユニバーサリーコレクションでプレイ。 ● ヨーロッパにある小国トランシルバニア。 この国にはドラキュラにまつわる伝説がある。 魔王ドラキュラは百年に一度、キリストの力が弱まる頃、邪悪な心を持つ人間の祈りによって復活する。 その復活の度に、その力は強くなる。 かつての英雄クリストファー・ベルモンドがドラキュラを滅ぼしてからちょうど百年。 国ではキリストの生誕祭のカーニバルが行われていた。 邪悪な雷雲が町を覆い、雷鳴が修道院を貫く。ドラキュラが復活したのだった。 ベルモンドの血を引き継ぐ青年シモンは、先祖から伝わる聖なる鞭を手に、ドラキュラの城へと乗り込んだ。 ステージを乗り越え、棺より復活したドラキュラ、さらに変身した怪物をシモンは倒し、崩れゆく城を後にした。 ●1991年リメイク発売したスーファミ版。 ストーリーはほぼ同じだが、少し変更。 トランシルバニアは干害が続いている。ドラキュラは全世界を暗雲で覆うとし、人間の世界の解放の為にシモンは戦う。 またステージはかなり変更されている。 最後のボスのドラキュラは倒すと窓から朝日が差し込み、ドラキュラはたくさんの蝙蝠になって燃え尽きる。 投下終了。wikiの悪魔城ドラキュラがタイトルのみだったので。
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/257.html
悪魔城ドラキュラ / Castlevania 機種:FCD, MSX2, AC (任天堂VS.システム), FC, GBA, NS, PS4, Xbox1, Win 作曲者:山下絹代、寺島里恵 サウンドプログラマー (MSX2):鹿間英章 サウンドエフェクト (MSX2):上原和彦 発売元:コナミ、任天堂 (AC, GBA) 発売日:1986年9月26日 (FCD)、1986年10月30日 (MSX2)、1987年 (AC)、1993年2月5日 (FC)、2004年8月10日 (GBA)、2019年5月16日 (NS,PS4,Xbox1,Win) 概要 コナミのディスクシステム参入第1弾であるゴシックホラーの2Dアクション。後にカセットROM版も発売された。参入第1弾であるため、この時点ではまだディスクシステムの拡張音源が使われておらず、ROM版でも音楽が劣化しているということはない。 コナミの代表作の一つとして数多くの続編が発売され、シリーズ作品の総称にもなっている。 音楽は山下絹代氏と寺島里恵氏の共作。山下氏はこの作品がデビュー作となる。 後に山下氏のインタビューで誰がどの曲を担当したか明らかになった。 また同インタビューの中では、本作の曲は「すべて寺島氏か私(山下氏)が担当したもの」とも答えている。 「Voyager」が『コナミ・エンディング・コレクション』に収録された際、ラッシャー坂元こと坂元信也氏が「開発者冥利に尽きる」とコメントしており、何らかの形で坂元氏が関わった可能性もある。 多数のハードで同名のタイトルが発売されたが、内殆どが音楽・グラフィック・ステージ構成・展開すら異なる別ゲームである。 (コナミ自社基板によるアーケード版は悪魔城ドラキュラ(AC)を参照。) (SFC版は悪魔城ドラキュラ(SFC)を参照。) (X68000版は悪魔城ドラキュラ(X68k)を参照。) (次作:ドラキュラII 呪いの封印) 収録曲 曲名 公式補足 作・編曲者 補足 順位 Underground ネーミングBGM MSX2版には未収録 Prologue スタートBGM 山下絹代 ゲームスタートデモ Vampire Killer 場内潜入BGM 寺島里恵 第一ブロックSTAGE 01 玄関から廊下~STAGE 02 地下室~STAGE 03 廊下(ホール) 第2回73位第7回981位ファミコン10位第2回ファミコン64位KONAMI18位横スクロール38位夜195位一面150位1980年代22位 Stalker 塔BGM 第二ブロックSTAGE 04 赤レンガの廊下と階段~STAGE 05 赤レンガの廊下~STAGE 06 礼拝堂第四ブロックSTAGE 11 くずれた城の残骸~STAGE 12 せまい渡り廊下 Wicked Child 屋外BGM 山下絹代 第三ブロックSTAGE 07 中庭に面した渡り廊下~STAGE 08 別の塔に移るあいだの橋~STAGE 09 ミイラのいる部屋に移る橋 ファミコン85位KONAMI188位横スクロール198位1980年代35位 Walking on the Edge 地下BGM 第四ブロックSTAGE 10 地下洞窟(MSX2) STAGE-18(カルパートの塔)でも使用 Heart of Fire ドラキュラ城本館BGM 第五ブロックSTAGE 13 牢獄のある部屋~STAGE 14 実験室~STAGE 15 額縁のある部屋 第2回ファミコン95位KONAMI18位 Poison Mind ボスBGM 各ブロックボス Clear ブロックボスクリア Out of Time 時計台BGM 寺島里恵 第六ブロックSTAGE 16 時計台へ移るための橋~STAGE 17 時計台の内部 1980年代208位 Nothing to Lose 最終ステージBGM 山下絹代 第六ブロックSTAGE 18 ドラキュラの住む塔の内部~ラストボス:ドラキュラ伯爵(変身前)(MSX2) ラストボス:ドラキュラ伯爵(変身前) Black Night 最終ボスBGM ラストボス:ドラキュラ伯爵(変身後) All Clear BGM ドラキュラ伯爵クリア Voyager エンディング 寺島里恵 Miss ミス Game Over ゲームオーバー MSX2版変更曲 Ending エンディング~STAFF 『コナミック・ゲーム・フリークス』収録アレンジ・バージョン バンパイヤキラー 編:古川元亮 (*1) メドレーアレンジ「Prologue」~「Vampire Killer」~「Stalker」~「Heart of Fire」~「Out of Time」~「Vampire Killer」 サウンドトラック コナミック・ゲーム・フリークス (GAME SOUND LEGEND SERIES) 同名アルバムの復刻盤。 「悪魔城ドラキュラ アレンジ・バージョン(バンパイヤキラー)」を収録 悪魔城ドラキュラ ベスト ディスクシステム版を収録。 「Vampire Killer」は「城内潜入BGM」としている ファミコン 20th アニバーサリー オリジナルサウンド・トラックス VOL.3 ディスクシステム版を収録。 コナミ公式サントラには収録されない「Clear」、「All Clear BGM」、「Miss」、「Game Over」を収録している。 「Vampire Killer」は「城内潜入」としている ピコっとゲームクラシック Apple Musicでの配信。 ディスクシステム版を収録。 「Vampire Killer」は「城内潜入BGM」としている ミュージック フロム 悪魔城ドラキュラ 黒 DISC 1にディスクシステム版、MSX2版を収録。 「Vampire Killer」は「場内潜入」としている ミュージック フロム コナミアンティークス ~ファミリーコンピュータ~ 関連動画 悪魔城ドラキュラ プレイ映像
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/266.html
悪魔城ドラキュラ サークル オブ ザ ムーン 機種:GBA, NS, PS4, Xbox1, Win サウンドディレクター:岩切剛丈 作・編曲者:戸島壮太郎、武満祐司 (Hiroshi Mitsuoka) 効果音:岩切剛丈 開発元:コナミコンピュータエンタテインメント神戸 発売元:コナミ 発売日:2001年3月21日 概要 2001年、ゲームボーイアドバンスのローンチタイトルの一つとして発売された「悪魔城ドラキュラ」シリーズ。 『月下の夜想曲』のような探索型の横スクロールのアクションRPG。 BGMは過去のドラキュラシリーズの流用・アレンジが多い。 アドバンスのローンチタイトルながらBGMがかなり高音質。特にタイトル画面の「鎮魂歌」の音のクリアさに驚いた人は多いのでは。 (GBA悪魔城ドラキュラ次作:キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲) 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 出典 順位 鎮魂歌 戸島壮太郎 タイトル 悪魔城ドラキュラX 血の輪廻 血脈の印 戸島壮太郎 オープニング 悪魔城ドラキュラ黙示録 A VISION OF DARK SECRETS 戸島壮太郎 ドラキュラ復活デモ バンパイアキラー Inversion 武満祐司 オープニングデモ 落下 オリジナル awake 戸島壮太郎 地下墓地 オリジナル 第6回939位GBA11位一面57位2000年~2007年54位 THE SINKING OLD SANCTUARY 戸島壮太郎 奈落階段、謁見の間、凱旋通路、外壁 バンパイアキラー Clockwork 戸島壮太郎 機械塔 悪魔城伝説 戦慄 戸島壮太郎 ボス 悪魔城ドラキュラ黙示録 ゲームオーバー 戸島壮太郎 ゲームオーバー 悪魔城ドラキュラ(SFC) fate to despair 戸島壮太郎 悠久廊下、礼拝堂 オリジナル GBA184位 Aquarius 戸島壮太郎 地下回廊 悪魔城伝説 アレンジ163位 カラクリ館 戸島壮太郎 地下保管庫 悪魔城ドラキュラ(SFC) Big Battle 戸島壮太郎 後半のボス 悪魔城伝説 Nightmare 戸島壮太郎 地下水路 悪魔城伝説 Vampire Killer 戸島壮太郎 展望閣 悪魔城ドラキュラ 幻想的舞曲 戸島壮太郎 ドラキュラ戦 悪魔城ドラキュラX 血の輪廻 proof of blood 戸島壮太郎 ラストボス戦 オリジナル GBA107位第2回ラストバトル143位2000年~2007年162位 鎮魂の丘 武満祐司 スタッフロール オリジナル circle of the moon 武満祐司 エンディング オリジナル サウンドトラック 悪魔城ドラキュラ Circle of the Moon Castlevania 白夜の協奏曲 オリジナルサウンドトラック ミュージック フロム 悪魔城ドラキュラ 黒 DISC 11に収録 PV Wii U VC版 プレイ動画
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/275.html
悪魔城ドラキュラ ギャラリー オブ ラビリンス / Castlevania Portrait of Ruin 機種:NDS, NS, PS5, XSX, PC 作曲者:山根ミチル、古代祐三 編曲者:三浦憲和 発売元:コナミ 発売年:2006年 概要 「悪魔城ドラキュラ」シリーズのニンテンドーDSでの第二作目。 ストーリーは『バンパイアキラー』の後を引き継いでいる。 今作の音楽は80年代のコナミゲームサウンドを意識しており、著名なゲーム音楽作曲家である古代祐三氏も作曲を担当している。 収録曲 曲名 作曲者 補足 順位 ~ギャラリーオブラビリンス~ 山根ミチル タイトルムービー Name Entry 山根ミチル ネームエントリー 戦火の産声 山根ミチル 物語導入部 狂月の招き 古代祐三 Entrance KONAMI43位NDS236位 迫りくる脅威 山根ミチル ベヒモスに追われる時など OPERATION "VK" 山根ミチル クエスト 小さな祈り 山根ミチル ショップ VICTORIAN FEAR 山根ミチル 煙霧の街 切り裂かれた静寂 山根ミチル ボス戦 寡黙の牢舎 山根ミチル 地下処刑場 Jail of Jewel 山根ミチル 服従の大階段 DESTROYER 古代祐三 ボス戦(ベヒモスなど) Hail from the Past 山根ミチル 熱砂の墓所 Chaotic Play Ground 山根ミチル 愚者の国 歯車は狂い始める 古代祐三 刻死塔 悲しみの舞踏 古代祐三 ステラ&ロレッタ戦 邂逅 山根ミチル 会話 隠された呪禁 山根ミチル 黄昏の森 見上げよ、闇を 山根ミチル 主の居城 NDS425位 遠き日々 山根ミチル 会話 -継承- 乾坤の血族 作:荘司朗編:山根ミチル ムチの記憶戦ドラキュラXの乾坤の血族と月下の夜想曲の異形の血族のアレンジ Bad Situation 山根ミチル 悪魔の巣窟 闇凛の大扉 山根ミチル 悪魔の巣窟 ボス戦出典:悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架(原曲流用) 降り積もる砂塵 山根ミチル 消え去りし都出典:王家の谷 エルギーザの封印(MSX) 秘宝を求めて 山根ミチル 消え去りし都 ピラミッド出典:王家の谷 エルギーザの封印(MSX) 十字架を胸に 山根ミチル 冥界の学舎出典:悪魔城ドラキュラ(AC) NDS236位 視線の裏側 山根ミチル 焼け堕ちた楽園 Iron Blue Intention 山根ミチル 魔の13番街出典:バンパイアキラー NDS144位 暴虐のエスキース 山根ミチル ブローネル戦 血の乾き 山根ミチル 不穏な会話 Overture 山根ミチル 玉座の間出典:悪魔城伝説 狂宴 古代祐三 ドラキュラ戦 悪夢からの目覚め 山根ミチル オールクリア 夜は流れる 山根ミチル エンディング 運命の肖像画 山根ミチル スタッフロール Game Over 山根ミチル ゲームオーバー シモン・ベルモンドのテーマ 安達昌宣、工藤太郎 レコード5出典:悪魔城ドラキュラ(SFC) サウンドトラック 悪魔城ドラキュラ~ギャラリー オブ ラビリンス~オリジナルサウンドトラック コナミスタイル専売 悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス オリジナルサウンドトラック SELECTION ダウンロード配信
https://w.atwiki.jp/box_circle/pages/107.html
SS/PSの「悪魔城ドラキュラ月下の夜想曲」以降の「探索タイプ悪魔城ドラキュラ」のキャラ等が一斉に集合し、 ステージもほぼ総浚え、さらにはDLCにて8bitドラキュラ、月風魔伝の月風魔まで使えたり遊べたりと言う悪乗りが素晴らしいXBOX ライブアーケードでの配信アクションゲー 「はいはいドラキュラドラキュラ」なんて言っていると、物凄い地獄を見る事になる、実のところ今回はアクションゲーム+ハックアンドスラッシュ系ゲーなので 主にアイテムの出なさとか「テンプテーションひでえ!!」「足場消えてるよ・・・」等、スゲエ泣く事もしばし ある程度進んで足の速くなる靴をゲットするまでは「足の遅い糞ゲー」と呼ばれる事も。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3391.html
このページでは、『悪魔城ドラキュラ』(良作)及びMSX2移植版『悪魔城ドラキュラ』(判定なし)を併せて紹介する。 悪魔城ドラキュラ 概要 ゲーム内容 評価点 賛否両論点 問題点 総評 移植・リメイク 続編・外部出演 悪魔城ドラキュラ(MSX2) 概要(MSX2) FC版との違い 問題点(MSX2) 評価点(MSX2) 総評(MSX2) 余談 悪魔城ドラキュラ 【あくまじょうどらきゅら】 ジャンル アクション 対応機種 ファミリーコンピュータ ディスクシステム 発売・開発元 コナミ 発売日()は書換開始日 1986年9月26日(1986年12月10日) 定価 2,980円 プレイ人数 1人 配信 バーチャルコンソール【Wii】2007年7月17日/500Wiiポイント【3DS】2012年10月17日【WiiU】2013年12月4日/上記共に500円 備考 FC(カートリッジ版) 1993年2月5日/3,900円GBA『ファミコンミニシリーズ』第三弾(2004年8月10日発売) 判定 良作 悪魔城ドラキュラシリーズリンク 概要 コナミの悪魔城シリーズの記念すべき第1作。同時にコナミのファミコンディスクシステム参入第一弾でもある。 リアルなホラーアクションを追求した作風、オーソドックスなライフ制横視点任意スクロールの面クリア型2Dジャンプアクションだが、主人公の武器が鞭であることや悪魔の城内を巡る舞台は斬新であった。 プレイヤーはヴァンパイアハンター「シモン・ベルモンド」を操り、中世ヨーロッパを舞台に、悪魔城に巣食うゾンビや吸血コウモリ、スケルトン、ミイラ、半魚人、動く甲冑、死神と言った様々なモンスターと戦い、最奥にいる魔王ドラキュラの打倒と魔力の玉の奪還を目指す。全6面。 ゲーム内容 操作方法はキー入力と攻撃とジャンプ。 メインウェポンのムチはアイテムの「クサリ」を入手するとパワーアップし、クサリを2つ入手すると長さが伸びる。 上を押したまま攻撃で要所で手に入れた消耗品「サブウェポン」を用いる事ができる。サブウェポンは道中の蝋燭等を破壊する事で入手できるハートを消費して使う事ができる。 サブウェポンは「短剣」「オノ」「聖水」「クロス」「懐中時計」の5種類。懐中時計以外は飛び道具で、ローマ数字の書かれたアイテムを取得する事で連射可能になる。 ライフ+残機制。残機を失うとクサリと連射は消失する。 アクションの特徴 「空中制御が効かない」「攻撃はボタンを押してから攻撃判定が発動するまでに時間差が生じる」「攻撃中は移動できない」「高所から着地すると一瞬硬直し攻撃されダメージを喰らうと後ろに吹っ飛ぶ」「階段の上昇中の攻撃はサブウェポン攻撃になる」と、リアルといえばリアルだが、その分、操作にはかなりの癖がある。 また初代である本作は「何を食らってもダメージは同じで、面が進むごとにダメージが増えていく」という仕様になっており、これもまた地味に難易度を上げる要因となった(体力は16目盛あるが、最終的に一度に4目盛のダメージを受けるようになる)。 こうした点も手伝って難易度は高め。マリオなどに比べれば「堅く重い」感覚のこの独特の操作を使いこなす事が要求される。 ひたすら純粋にアクションセンスの問われる作品であり、探索RPG要素が盛り込まれがちな当時のコナミゲーとしてはやや珍しいものであった。 評価点 当時としては珍しいゴシックホラーな本格アクション。 操作性に制限が多い故に難しいが、それが現実の人間の動きを彷彿とさせるリアリティと緊張を生み、「硬派なゴシックホラー」の雰囲気を効果的に高めている。 難しいが上達していく事で着実に先へ進めるようになっているゲームバランス。 隠しアイテム等のギミックも多く、慣れてしまえばプレイ時間を大幅に短縮できるようにもなる。また2周目以降にしか出現しない1upアイテムやボーナスアイテムのモアイがあり、周回プレイにも楽しみを加えている。 演出も工夫されており、女神の胸像に化けた二面のボスの「メデューサ」、中盤ステージの背景に遠くそびえ立つ天守閣(最終ステージ)、雲に隠れる月をバックに登る大階段など、限られた容量の中で上手く雰囲気を盛り上げている。 エンディングも映画ないしは劇だったという体であるのか、登場キャラとその本名あるいは演者の名前がCASTとしてクレジットされており、一ひねり入っている。 かつてモンスターホラー映画でモンスター役を演じて高い評価を得た俳優をもじった名前も見られる(ネタ元は「クリストファー・リー」・「ベラ・ルゴシ」・「ボリス・カーロフ」など)。 ドラキュラサウンドと称されるアップテンポでノリのいいBGM。 シリーズの象徴とも言われ後に多くのアレンジを生み出した「Vampire Killer」、明快なテンポでクラシカルかつロックな曲調が曲名通りテンションを上げてくれる「Heart of Fire」など特に評価が高い。 賛否両論点 癖の強いアクション 前述の通りアクションの癖が非常に強く、快適さや爽快感といった要素はまるで感じられない。 「プラットフォームゲームの醍醐味が無い」と捉えられるか、「それも本作の醍醐味」と捉えられるかで、大きく評価が分かれる。 捉えようによっては、アクションにメリハリが効いているとも言える。 問題点 当時主流だった「死んで覚える」を地で行く難易度の高さ その硬派な体勢や世界観からとっつきにくく、難易度の高さは挑戦のしがいとリプレイの多さの源でもあるが、同時に諦めやすさも生んでいる。総じて、上級者向けの作品となっている。 またステージごとに被ダメージが一律となっており、終盤からは相手問わず4回食らうと死ぬ仕様で余裕がなくなる。 それと相まってラスト1つ手前のブロックの恐るべき難易度の高さが語り草になり、特に空を飛び複数の大鎌を操る五面のボス「死神」は悪魔城の副官的存在である設定と相まって「ラスボスより強い」とも言われるほど。以後のシリーズにも度々登場するカリスマボスとなった。 回復アイテムのイメージの相違 一般的なアクションゲームではハートは回復アイテムとされることがほとんどだが、本シリーズではサブウェポンのコストであり、本作における体力回復方法はステージクリアするかもしくは壁等に隠されている肉を取る事である。現在ではシリーズファンに広く浸透しているが、当時は「ゼルダの伝説」の影響ゆえか、混乱を招いた。 なお、後続作の一部ではシリーズ未経験者を考慮してハートの代わりにジュエルがサブウェポンのコストになっていた事もあるが、結局定着していない。 サブウェポンの強さにバラつきがある。 聖水は床や壁に投げつけて数秒間燃え続ける炎を発生させる投擲、設置武器であるが、威力が飛びぬけている(連続でダメージが入る)上に、燃えている間は敵を硬直させることができるため(すり抜けることもできる)、連射があれば適当に足元にばらまき続けるだけでラスボスを含む大半のモンスター・ボスキャラを何もさせずに倒すことが可能(*1)。更に、まとめ倒しボーナスを稼ぎやすく、残機を増やしやすいのも強み。 ただし、聖水が手に入る場所は主にブロックの序盤から中盤にかけてである。そこからボスまで死なずに持っていくことが絶対条件であるうえ、特性上飛び回るタイプの敵には効きづらく(ノミ男、メデューサヘッド、セムラーなど)ステージを進んでいく際には有効に使いづらいことも。 とはいえ、あまりに強すぎたのも事実。後の作品では威力が大幅に下方修正され、ボス戦での硬直固め戦法も不可能になった。また、他のウェポンにも言える事だが、まとめ倒しボーナスが高すぎて残機を簡単に増やせすぎたためか、後の作品ではボーナス点が大幅に下がっていたり廃止されたりしている。 クロスは一定距離飛んだあとで戻ってくるブーメランのような武器。軌道の関係上、聖水より有効になる場面も多く、やはり連射があると前方に撃ち込んでおく事で道中の敵を蹴散らして進みやすくなる。加えてこちらも連続でダメージが入る為にボス戦でも有効に機能しやすいのもポイント。 こちらは機能に変化がないことが多く、時にはバランスブレイカーとなってしまう作品も登場した。 懐中時計はハートを5消費し、一定時間敵の動きを止めてしまう。ボスには一面のボスの「大コウモリ」とメデューサ以外には無効なものの道中では有効に機能する。オノも威力が高めで上方向をカバーできるので有効な場面がある(*2)。だが、短剣は射程こそ長いものの威力が低く、投げる隙ができて牽制にもならない上に前述のまとめ倒しボーナスも取れないので殆ど使い道がない。 総評 コミカルで三、四頭身ほどのキャラクターが一般的だったアクションゲームの中にリアルさとホラーテイストを持ち込んだアクションゲームの秀作。 全編に渡るホラーテイスト溢れる世界観と音楽とリアリティある動きによるアクションが作品全体の緊張感や世界観に根ざした恐怖感を抜群に高めている。 ゲーム性を見た場合、ボスを即死させる方法があるなど若干の欠点はあり、難易度の高さゆえにアクション初心者には大手を振っておススメしにくいところはあるが、発売された当時において多くの面で他の作品を圧倒する完成度の作品であり、以降のドラキュラシリーズの礎になった。 移植・リメイク 移植としては同じFCのROMカセット版(1993年2月5日)、GBAのファミコンミニ版(2004年8月10日)、任天堂VS.システム基板を使用したアーケード版『VS.キャッスルヴァニア』(1988年稼働開始・国内未発売)、PS4/Switch/XboxONE/Winのオムニバスソフト『悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション』(2019年5月16日)があり、タイトルは同一であるが移植ではなくリメイクな作品としてはMSX2版(1986年10月30日)、アーケード版(1988年2月)、SFC版(1991年10月31日)、X68000版(1993年7月23日)がある。 ROMカセット版は難易度を劇的に落としたEASYモードを追加。ディスクの読み込みもなく、クリアボーナスの残り時間やハートのカウントもスピードアップしていて快適に遊べる。ただし、セーブ機能が丸ごと削除されてしまったり、画面の端が切れたり圧縮されているため一長一短である。 さらに数の少なさからかプレミア化し、箱・説明書なしでも8000円以上という高騰ぶりをみせる。 しかし2019年になって発売された『悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション』ではこのROM版が収録され、お手軽にプレイすることが可能になった。 FDS版の翌年に稼働したアーケード版(『VS.キャッスルヴァニア』)は基本的な部分はFC版(厳密には海外版ファミコンであるNES版)そのままだが、被ダメージ量の増加や制限時間の短縮化等アーケード向けのバランス調整が施されている。1周目1面の時点で一撃で4メモリも減る(*3)上、ボスまでに無駄のない迅速なパターンが求められるため、難易度は極めて高い。ただ、サブウェポンのまとめ倒しボーナスおよびエクステンドは特に調整されていない。 日本では未稼働(*4)。家庭からアーケードへ逆移植という特殊さ故に、家庭用への移植は存在しなかったが、2019年10月17日に「アーケードアーカイブス」シリーズにてPS4とSwitch向けに配信が開始された。 MSX2版はゲーム内容が異なる(やや遅れた)同発マルチであり、その他の機種の3つもリメイクというよりは完全新作と呼ぶべき作品となっている。詳細は下記。 また、携帯アプリにも移植されており、FC版を基にリメイクされている。 なおFCディスクシステム版はWii/WiiU/3DSのバーチャルコンソールでも配信中(ROMカセット版はi-revoで配信されていたが、i-revoのサービス終了に伴い配信終了)。 続編・外部出演 直接的な(作り直しの移植やリメイク以外)続編として1987年にFCディスクシステムで『ドラキュラII 呪いの封印』が、1989年にFCROMカセットで『悪魔城伝説』が出ている。悪魔城シリーズは作品ごとに開発チームが別々なこともよくあるが、この二作は同じ開発チームにより作られた正統続編である。三つでファミコン三部作とも呼ばれ、それぞれの代表曲(一面の曲)を指して悪魔城シリーズの「三大名曲」とも呼ばれる。 GBAのキャッスルヴァニア 白夜の協奏曲ではボスラッシュの隠し要素としてファミコンドットそのままのシモンが使用可能。 ジュスト、マクシームのような変態的な機動力こそは持たないが、この二人より一撃が重いパワーキャラのような扱いとなっている。もちろん多段ヒットバグも出来るので攻撃力は十分。 ちなみに主人公のジュスト・ベルモンドはシモンの孫という設定。 悪魔城シリーズ初のお祭り格闘ゲーム『悪魔城ドラキュラ ジャッジメント』にも当然ながら登場している。キャラクターデザインに「DEATH NOTE」で有名な漫画家の小畑健を迎え、鈴村健一氏が声を担当している。 ちなみに『GuitarFreaksV6 DrumManiaV6 BLAZING!!!!』に収録された「Vimpire Killer」アレンジのバナー、ムービーに小畑氏デザインの悪魔城キャラクターが堂々登場しており、悪魔城を知らない音ゲーマー達に悪魔城キャラを勘違いさせたということも…。 また、後に『jubeat Qubell』に移植された際もジャケットに小畑氏シモンが堂々と登場している。 Xbox360/PS3の『悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair』ではダウンロードコンテンツとしてFC版そのままのステージ・BGM・シモンが配信されている。 ちなみにこのDLCステージは、後に発売した『オトメディウスX』の宣伝目的のステージなのだが、肝心の本編の出来はお察しください。 シモンは初代主人公の貫禄故か、悪魔城シリーズ外でもゲスト出演の機会も多い。 『コナミワイワイワールド』では使用キャラの一人、『ワイワイワールド2 SOS!!パセリ城』では変身可能なヒーローの一人として登場。 『がんばれゴエモン外伝2 ~天下の財宝~』や『がんばれゴエモン2 ~奇天烈将軍マッギネス~』にもちょこっと登場している。 『pop n music 15 ADVENTURE』では山根ミチル氏による悪魔城メドレーの担当キャラとして登場。同作をベースにした『ポータブル』にも移植されている。 また『KEYBOARDMANIA 2ndMIX』から移植されていた悪魔城メドレーの担当キャラも後に『17 THE MOVIE』よりシモンの2Pカラーに差し替えられた(*5)。 『モンスター烈伝 オレカバトル』ではアルカードや伯爵とともにモンスターカードとして登場。 『ドリームミックスTV ワールドファイターズ』では『悪魔城年代記』風の赤髪シモンが登場している他、カラー変更で別のカラーリングの姿も用意されている。CVは石川英郎氏。 『実況パワフルプロ野球 サクセススペシャル』ではシモンをモデルとしたピッチャー「史門泰司」が登場。一見してシモンのようなストイックな高潔漢…だが、実態は天然筋肉バカ。 サクスペ出演の縁もあって『パワプロ2018』以降のパワフェスモードにも登場している。 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にもシモンが参戦した。声優は上記『DMTV』と同じ。 また、ダッシュキャラ(仕様違いのコンパチキャラ)としてリヒター・ベルモンドも参戦している。 悪魔城ドラキュラ(MSX2) 【あくまじょうどらきゅら】 ジャンル アクション 対応機種 MSX2 発売・開発元 コナミ 発売日 1986年10月30日 定価 5,800円 配信 バーチャルコンソール【WiiU】2014年12月17日/823円(税込) 判定 なし 概要(MSX2) 上記、『悪魔城ドラキュラ』のMSX2版。発売日を考えればほぼ同時期の開発と思われるが、ここでは移植として扱う。 タイトル名こそ同じだが、FCよりもアクションゲームに弱いMSX2の性能に合わせ、大幅なアレンジが加えられている。 ちなみにコナミのMSX2用ソフト第一弾である。 海外ではタイトルが変更され、『Vampire Killer』となっている(国内のMDの同名タイトルとは当然別物)。 FC版との違い ゲーム内容について述べるより、FC版との違いを説明した方が早いので、そういう方向から解説する。 画面が切り替え式 MSXには、ハードウェア的な横スクロール機能が無い(*6)。そのため横スクロールするゲームでは、8ドットごとに画面を書き替えて擬似的に表現するソフトが多かった。 だが本作は、オリジナルにあった横スクロールという要素が、ばっさりカットされている。主人公シモンを画面端まで移動させると、次の画面が表示されるという仕組みで、敵から追われたら画面を切り替えて逃げるというテクニックもある。 出現する敵が少ない 初代MSXから強化されたとは言え、MSX2のスプライト性能はFCより劣るものだった。同じ画面に出せる敵キャラの数はFC版より少ないため、ゲーム性の再現は到底不可能と言えた。それゆえに、息もつかせぬスリルの連発というFC版のハードさは影をひそめ、MSX2版のアクション性は良く言えば軽く、悪く言えば貧弱になっている。複数の敵が連携して襲ってくる場面が少ないので、FC版のようなゲーム性を期待すると、拍子抜けするかもしれない。 スプライト性能の弱さは、ラスボスの変更という事態も招いている。ドラキュラの変身後の姿は、オリジナルでは「ジャンプする悪魔のような姿の巨大な化け物」だったが、本作では「背景にある巨大な肖像画」に差し替えられた。 迷路性の重視 多少の分岐はあっても、ひたすら先に進むだけだったFC版と違い、MSX2版は同じ場所を行ったり来たりする必要がある。画面切り替えと敵の少なさから来るアクション性の低下を、迷路ゲームに変更することで補った。 また本作では、各ステージの終点である扉を開くため、「ホワイトキー」というアイテムが必要となる。ステージごとに用意され、これを探すことが短期的なゲームの目的となる。破壊可能な壁の中に隠されていることも多く、それゆえオリジナルよりアイテム探索の色あいが濃くなった。 なお、迷路性の弊害となるためか、移植元にあった制限時間は撤廃されている。 買い物要素 アイテムの「ハート」は、FC版ではサブウェポン攻撃で消費する弾薬扱いだったが、MSX2版では通貨としても使われる。ショップ役は、ステージの各所に座っている老婆。この老婆を攻撃し、服の色が白から赤に変わると取引開始。武器をはじめとしたアイテムを売ってもらえるが、品物となるアイテムは老婆ごとに決まっている。 なお、老婆を攻撃して服が茶色くなれば「所持ハート数の増減」、青くなれば「ゲーム難易度の増減」が行なわれる。一定回数攻撃すると、老婆は消滅する。 その他 キーボードに合わせた操作方法の変更、使用ウェポンの見直し、ダメージを軽減する「盾」の追加、宝箱とそれを開ける「イエローキー」の存在など、オリジナルと比べ様々な違いがある。 ボスと倒した後に赤い玉が出るのはFC版と同じだが クリアBGMが鳴り終わるまでに取らないと体力が回復できないまま次の面に行ってしまう 罠があるので注意。 ドラキュラがボスとして待ち構えるステージ18以外は、FC版に準じたステージ構成となっており、ステージやボスの追加などは行われていない。もっとも、先に述べたように迷路ゲーム化しているため、モチーフは同じでも地形はまったく異なっている。 問題点(MSX2) ハードの違いからくる劣化 頻繁にキャラのちらつきが起きるため画面が見づらい。 若干貧弱になったBGM MSX2のゲームとしては頑張っているのだが、同時発音数がFDS版(*7)に比べて少ない(*8)ためか弱めな音になっている 「PSGの空いているポートを探してこまめにドラムパターンを鳴らす」というテクニックはこの作品から使われるようになった。 操作性の悪化 1レバー1ボタンに無理やり落としこんだキーボード使用時の操作は、極めて困難 カーソルキーの[↑]をジャンプに割り当てているため、FC版のサブウェポン攻撃である「[↑]+攻撃ボタン」という操作が不可能になっている(MSX2版をキーボードでプレイした場合、ジャンプ攻撃になる)。 これが、メインおよびサブウェポンの見直しというゲーム性の根幹部分にまで影響を及ぼしてしまっている。 攻撃アイテムである「聖水」を投げる方法が、「ジャンプ中に[←]か[→]を押す」という操作のため、本作では聖水を狙った所に落とすのが難しい。それゆえ、FC版では工夫次第で最強武器となった聖水が、MSX2版ではあって無きが如しな攻撃方法に成り下がった。 また、「バトルアックス(*9)」や「バトルクロス」はFC版の「クロス」同様、一定距離を飛ぶと戻ってくる単発の飛び道具だが、戻ってきた武器をその都度ちゃんと受け取らないと画面外に消えてしまい、武器が初期装備の「皮の鞭」に戻ってしまうため、使い勝手はあまり良くない。 しかもバトルアックスは「壊せる壁を壊した際その場にリポップする」特性がある。うっかり壁の向こうの「壊せる壁」に当ててしまった場合、回収できなくなることもしばしば(ステージ4で顕著)。 その一方で、シリーズでは最弱とされがちな「短剣」は威力こそ皮の鞭と同等だが長射程で2連射可能、ハート消費もクロスの様に紛失の恐れも無いのでMSX2版では最強武器になっている。 このように、操作性の変更や各種ウェポン性能の見直しは不評と見られたのか、次回作以降は再びFC版に準じた操作性に戻る事になった。ただ、本作の様な通常ではサブウェポンとして扱われる武器アイテムをメインのウェポンとして使用する点は後にDS『奪われた刻印』におけるグリフシステムとして再び登場する事から、本作はある意味ではグリフのルーツ的な存在と見ても良いかもしれない。 ゲームパッド使用時の1レバー2ボタン操作も、キーボード操作に引きずられてか、オリジナルと比べ複雑化している。 しかも本作をゲームパッドで遊んだ場合、FCのコントローラーでいう[Aボタン]が攻撃、[Bボタン]がジャンプとなってしまうゲームパッドが大半。オリジナルのボタン配置とは、まったく逆である。キーコンフィグ等も本作には搭載されていない キーボードでもゲームパッドでも1レバー2ボタン操作というゲームを、コナミはMSXでいくつも出していたはずなのだが、なぜか本作だけ妙なことになっている。 ソフト単体ではコンティニューも出来ない。『コナミのゲームを10倍楽しむカートリッジ(「新・~」も含む)』と合わせて初めて可能となる。更に言うとエクステンドも無いので3人死んだ時点でゲームオーバー(*10)。 評価点(MSX2) ゲーム自体はそれなりにまとまっており、充分に楽しめる出来。 迷路要素の強いゲーム性になったことも、好意的に見れば後の『ドラキュラII 呪いの封印』や『月下の夜想曲』に先駆けた探索要素とも言える。 操作方法こそ上述の通りやや面倒だが、キーレスポンスそのものは上々で、慣れれさえすれば快適にキャラを動かせるようになる。 ジャンプアクションゲームというコンセプトは、本作でもしっかり味わえる。 グラフィック面 MSX2はFCよりも扱える色数が多いため、静止画で見比べると、MSX2版のほうがFC版よりも鮮やかで美しく見える。 唯一、移植元より優れていると言える点である。 総評(MSX2) コナミMSX2用ソフト第一弾であり、低価格MSX2発売という「MSX2のリロンチ」に合わせたソフトでもあり、注目された一本だったが、FC版を無理に移植したがゆえ、どこかチグハグなゲームとなってしまった。 とはいえ、FC版以上に鮮やかな画面はMSX2の性能を見せ付けるには充分であり、操作性に慣れさえすればハードの差を乗り越えて遊べる程度には仕上がっている。 余談 コナミは2005年からパチスロ事業に本格的に乗り出し、2014年からはパチンコにも手を伸ばした。当然自社の看板コンテンツであるドラキュラシリーズもパチンコ、パチスロ化され、更にパチスロは4作と計5作も出されながら主役がラルフやリヒターといった後年の作品がベースになっておりシモンは未だ出番がない。 上記の通り初代主人公で、シリーズ外での出番も多かったのにパチンコ・パチスロに関してはこの通り冷遇の極みにある。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3730.html
悪魔城ドラキュラ 【あくまじょうどらきゅら】 ジャンル アクション 対応機種 X68000 発売・開発元 コナミ 発売日 1993年7月23日 定価 9,800円 判定 良作 悪魔城ドラキュラシリーズリンク 概要 特徴 評価点 問題点 総評 その後の展開 移植 余談 概要 ファミコンで登場した『悪魔城ドラキュラ』のX68000リメイク版。 タイトル名は同じであるがベタ移植ではなく、ほぼ完全新作なゲーム内容(ただしストーリーやキャラ設定は全く同じ)。 一部ステージやボスはファミコン版を踏襲している。 初代『悪魔城ドラキュラ』『悪魔城伝説』『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』と並んで、初期ドラキュラシリーズの最高傑作に挙げるユーザーも多い。 特徴 3ブロック構成の全8ステージ(24ブロック)。ループ制で周回ごとに難易度は上がっていく。 基本システムはファミコンシリーズとほぼ同じ。しかし、シモンの性能に調整が加えられた。 大抵高い難易度として知られる本シリーズだが、高級PCであるX68Kの所有者というコアなユーザーに限定されたこともあり、更に上げられたシリーズ最凶難易度。 難易度は弾数や敵数が多い等の目に見える形で高いわけではない。 実のところ、FC版『悪魔城ドラキュラ』と難易度的に大差はないという話もある。 SFC版ほどではないが、シモンの性能が高い。 ジャンプ中の方向転換が可能。ジャンプするタイミングを間違えたら引き返すこともできる。 ジャンプ中は斜め下や真下に鞭を振れる。敵を飛び越えながら攻撃したり、移動しながら蝋燭のアイテムを獲得できる。 新サブウェポン「薬草」の存在。 ハートを10個も消費するが、いつでもライフ回復ができる。 ハートを大量に貯めておけば、力押しで苦手なボスに勝利することもできる。 ただし、薬草は蝋燭からは入手できず、敵のドロップや2面のジプシー頼みとなる。 ゴシックホラーを基調とした耽美な雰囲気から一転してホラー色の強いビジュアルとなった。 明らかに人間を材料にした実験室や拷問部屋や人形部屋など、悪魔城内部の描写もホラーを意識した物が多くなっている。 評価点 シリーズでも初見殺しの多さは屈指だが、AC版のような理不尽さはない。敵やステージギミックはパターンが分かれば何とか突破できるようには作られている。 また初代悪魔城ドラキュラの反省点を活かし、各ボスに一定の攻撃を与えるとボス自体に無敵時間が設けられるようになっており、ハメが効かなくなっている(*1)。 発売年代を考慮すると異様、現代でも高レベルのグラフィック。 X68Kという高性能機だからこそ実現できたクオリティだけあって、同年代ハードでは再現できないものでもあった(*2)。 前述の実験室や拷問部屋はかなりグロテスク。ホラー好きな人にはたまらないが、苦手な人は恐怖を覚えるほど描写が細かい。 高レベルMIDI音源のBGM。 X68Kの内蔵音源、LA音源、GS音源(*3)のそれぞれに専用のアレンジが施されているという豪華仕様。 既存曲からはお馴染みの「VAMPIRE KILLER」「Bloody Tears」の他、初代の3面BGM「Wicked Child」が採用されている。 「Moon Fight」「The Tower of Dolls」のような、後の作品にアレンジとして登場するほど評価が高い新曲もある。 最終面では「シモンのテーマ」が流れるため、主人公や演出とマッチしており、展開が盛り上がる。 ハード性能を生かした豊富なギミックや演出。 XVI以降の高クロック機種や上位機種であるX68030でプレイすると、背景などの動きが滑らかになる様に調整されている。 X68000の内蔵時計機能を利用した背景の変化なども存在する。 6周目に突入すると背景の演出がほんの少し変化する。 問題点 シリーズの中でも特に高い難易度。操作性が悪いという訳ではないので純粋にプレイヤーの腕が試される。 いらないサブウェポンを取らされる事故が高頻度で発生する。 本作はなまじサブウェポンのドロップ率が高いので、注意しながら進まないと敵が落としたサブウェポンを取ってしまいやすい。これ自体はプレイヤーの集中力の問題でもある。 だが、コウモリ、メディウサヘッド、のみ男は迎撃が難しい敵である上、低耐久故に接触すると消滅し、アイテムを落とすことがある。よって、これらの敵を相手にした場合、ダメージを受けた瞬間、無理矢理サブウェポンを取らされてしまう危険性がある。 万が一いらないものを取ってしまった場合、攻略パターンが大幅に崩れ、場合によってはミスが確定する。 しかし、このドロップ率の高さを利用して、1面ののみ男無限湧き地帯で薬草が出るまで粘り、最後まで使い続けるといった攻略法もある。 総評 1993年という、PCEやSFCが主流の時代と考えると、高品質のMIDI音源や、オーパーツのようなグラフィックに度肝を抜かれる。 それだけなら音楽やビジュアルが美麗なだけの珍しいゲームで終わっていたところだが、そこに多彩な演出やギミック、何より悪魔城シリーズの肝である難易度の高いゲーム性を付与する事で、高い完成度を誇る名作となっている。 これらが5.25インチフロッピーディスク2枚(MD・SFCで言えば16MビットROMにあたる)に収録されていたことには、驚きを禁じ得ない。 5.25インチ1枚の最大容量は1.2MB。「スタッフの腕とハードのスペックの両方が凄ければ、ROMの容量など関係ない」という事実を見せ付けた、渾身の1作である。 その後の展開 当時は高級機で買える人が少なく、現在はもはや非常に入手困難である一般的ではないX68kという機種とゲームソフト。移植も長い間されなかった。 X68kは現存する数が少なく(*4)、媒体がフロッピーディスクなのでロード時間も現代のゲームに比べると長め。 家庭用移植が実現するにはプレイステーションの登場を待つこととなる。 移植 『悪魔城年代記 悪魔城ドラキュラ』(2001年 プレイステーション) ハードが次世代機に移行したこの時代にようやく移植が為された。 ただし、ベタ移植ではなくアレンジモードなどを搭載したアレンジ移植であり、オリジナルモードのゲーム内容も完全移植とは言えず、若干の変化・劣化部分が見られる(*5)。一部ステージでは音飛びバグが発生する。 BGMのアレンジも賛否両論。アレンジBGMは全体的にシャワシャワと騒がしく、シリーズ特有の雰囲気などは薄く、ゴシックホラー調の画面からは完全に浮いてしまっている。ただしサウンドトラックCDはこのアレンジに加えてオリジナルのX68k版における3パターンがすべて収録されており好評を得た(*6)(*7)。 パッケージイラストは表は変えられているものの、一応X68k版のシモンイラストをそのまま流用したリバーシブル裏ジャケットもあり選択可能な感涙仕様。 年代記は音飛び問題での再販中止が災いして若干品薄になったこともありなかなか値崩れしない。オリジナルであるX68k版にいたっては、某大手中古ショップで値段の付けられない激レア非売品としてショーケースに展示されるほどである。 アレンジモードに登場する小島文美氏によって新規でデザインされたシモンに関しては原作からかけ離れた美形キャラクターという事もあってか賛否が分かれている。 以降の悪魔城シリーズや外部出演作品でのシモンは基本的に初代を踏襲したデザインで登場する事が多く、本作のアレンジモードのシモンのデザインは一部の作品(『ドリームミックスTV』『コナミックスポーツDS』『Harmony of Despair』)で採用される程度となっている。 2014年2月12日に、PS版である悪魔城年代記はゲームアーカイブスで配信された。 PSPやPS3でプレイした場合、上記の音飛びは見られない。 本作の騒動以降『悪魔城年代記』シリーズは本作限りで打ち切られたと思われたが、後に年代記はPSP『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル』で年代記からクロニクルにタイトルを変更し発売された。アレンジと移植だった年代記と違ってXクロニクルでは『血の輪廻』のリメイクと移植になり、さらに別作品の『月下の夜想曲』も収録された。 その後、しばらく今作の新たな移植は再び長らくの間作られていなかったが、株式会社 瑞起より発売されたx68kの復刻ハード『X6800 Z』の対応ソフトとして今作とクォースのカップリング移植となる『悪魔城ドラキュラ・クォース DELUXE PACK』が2024年5月30日に発売される事が決定した。 余談 X68000版の開発はプログラマー2人、デザイナー2人という少人数で行われ、デザイナーの1人である矢田凡成氏のインタビューでは少人数プロジェクト故、企画やスケジュール管理も兼任する体制だったことを述べている。また、ディスク内のドキュメントファイルには全員X68000での開発は初だったことやテストプレイでの難易度は「難しいが頑張ればノーコンティニューで1周は可能」などが書かれている。 X68000の専門誌「Oh!X」でのインタビューでは「一番良かったのはFDS版だと思っていたのでそれを踏まえる形で作った」こと、「6周目の遊び背景などの部分は開発者各々が勝手に入れてしまったので情報を共有しておらず、マスターアップ前に各々自白の上、問題があるものは削除した」ことが述べられている。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3732.html
悪魔城ドラキュラX 血の輪廻 【あくまじょうどらきゅらえっくす ちのろんど】 ジャンル アクション 対応機種 PCエンジン スーパーCD-ROM2 発売・開発元 コナミ 発売日 1993年10月29日 価格 7,800円 配信 バーチャルコンソール【Wii】2008年4月22日/800Wiiポイント PlayStation Store【PS4】2018年10月25日/1,980円 判定 良作 悪魔城ドラキュラシリーズリンク 概要 ゲーム内容 ステージ構成及びシステム プレイヤー選択制の導入 その他 評価点 賛否両論点 問題点 総評 移植・配信 余談 概要 ローマ数字で10を意味する「X」の名をつけられた、悪魔城シリーズの第10作(*1)。 『FCディスク版』を継承したステージクリア型2D横スクロールアクション。 シリーズ初のCD-ROM媒体の作品。その大容量を活かしたグラフィックとサウンド、そしてアニメーションによるデモシーンが特徴。 シリーズで初めてシモン・ベルモンド以降の時代を描いた、正統な続編として制作された作品でもあり、 「ベルモンド家最後のヒーロー」「血の因縁は俺が断つ!」「伝説のクライマックス」などシリーズ完結編のような宣伝がなされていた。(*2) ゲーム内容 ステージ構成及びシステム ステージ数は通しで8面、導入ステージや分岐を含めれば全13面。 導入ステージである0面は、リヒターでプレイした時のみ選択可能。 2~5面には表ステージと裏ステージ(ステージの数字の後に「 」(ダッシュ)がつく)が存在。分岐直前のステージには複数のルートと2種類のボスが存在し、どちらのボスを倒したかで次のステージの表裏が決まる。 裏5面は特に難易度が高いステージであり、一度ゲームをクリアしないと分岐への道が開かれない。代わりにこのステージにボスは存在しない。 一部ルート及び隠し部屋に進むには、サブウェポンとして入手できる鍵が必要。 特定の箇所で入手でき、鍵のかかった扉の前で使用することで通れるようになる。 セーブデータを3つまで作成可能。ステージ達成率の記録のほか、ステージセレクトやサウンドテスト、ボスの戦術指南などが利用できる。 セーブデータ作成時、名前を入力しないと自動的にRICHTER、MARIA、DRACULAという名前が付けられるという細かいネタも。 制限時間、パワーアップアイテム、サブウェポンの連射アイテムの廃止。 鞭は最初から長い鎖鞭(最強状態)、サブウェポンの連射は手持ちのハート数に応じて出せる数が変わる仕様になった。 プレイヤー選択制の導入 本作も、悪魔城伝説同様、複数のプレイヤーキャラクターを操作できる。ただし、ステージ途中でキャラチェンジする事はできず、それぞれで救出イベント(後述)やエンディングが異なる。 リヒター・ベルモンド シリーズ伝統の鞭とサブウェポンを使用する主人公。また、新サブウェポンとして「魔法の書」(後に「聖書」に変更)も使用可能。 新システム「アイテムクラッシュ」を使用可能(これはマリアも同様)。大量のハートを消費する代わりに、サブウェポンを使った強力な攻撃ができる。なお、サブウェポンを持っていない状態でも鞭を強化するアイテムクラッシュ(?)が使える。 ジャンプボタンを素早く2回押すことで「バク転ジャンプ」(後方宙返り)が可能。素早い後退ができるほか、タイミングを若干遅らせることで通常ジャンプでは届かない足場に飛び乗ることもできる。 今回は鞭による攻撃は、従来どおりの横方向のみ。ただし攻撃の出際に、振りかぶった鞭がある程度周囲をカバーするようになった。 隠し技として、鞭が伸びきった瞬間に方向キーを前方に入れると、鞭が白く輝き半キャラクター分だけ当たり判定が伸びる。間合いを取る敵は通常の鞭の範囲ギリギリを想定して行動するため、見た目は地味だが非常に有効。 ジャンプ移動した場合は軌道修正はできない(逆を向くことはできる)が、真上にジャンプした場合は一度だけ方向を微調整できる。 マッシブでストイックなイメージの強かった歴代ベルモンドと打って変わってさわやかな青年。 その顔立ちや白いハチマキから、ファンからリュウ・ベルモンドというニックネームで呼ばれることも。後の出演作で実際に昇竜拳を体得することに。 マリア・ラーネッド 表2面で彼女を救出するとプレイヤーキャラクターとして使用可能になる。 鳩や西洋人なのに東洋の四聖獣(サブウェポン扱い)といった動物を使って攻撃する。他にもたまごや音楽の書など、使う道具は奇想天外なものばかり。 2段ジャンプ、スライディングと前転による高速前進が可能で、移動力が非常に高い。また、ジャンプ中に制御が効くので飛びすぎてミスになることも少なく、単純にメリットしかない。(*3) さらに、ボスをも瞬殺する反則級の威力を持つ隠し技まで存在する。 防御力が低いという欠点こそあるものの、その他すべての面ではリヒターを大きく上回り、実質、初心者救済キャラとなっている。 その超性能や救出時のセリフ「マリア、平気だもん」から「マリア兵器だもん」と言われることもある。 その他 ドラキュラに連れ去られた女性が4人おり、特定のステージに1人ずつ囚われている(*4)。彼女たちを救出するのも本作のやり込み要素の一つとなっている。 救出に成功すると、アニメーションを使った女性キャラとの会話シーンが流れる(本作ではビジュアルシーンと呼称)。このアニメーションは救出イベントに限らず、エンディングなどの特定場面でも流れる。 ボスをノーダメージで撃破すると隠しボーナスとして残機が1増える様になった。 ただしボスは撃破直前に回避の難しい「最後の一撃」をかけてくるため、簡単に残機は貰えないようになっている。 ゲーム内で入手できるドル袋を回収することでクレジットが溜まっていく(100点につき1クレジット)。このクレジットを一定額払うことで、ボス戦のお手本動画を入手できる。 1度見たお手本動画は、次からは無料で閲覧する事が出来る。 評価点 緻密に描き込まれたグラフィック。 どのキャラクターも複数のグラフィックパターンを持っており、その動きは実にバリエーション豊か。 グラフィックの質は、今日の感覚で見ても高水準。事実、『月下』以降の2Dアクション型のシリーズ作品では、本作のグラフィックが多数流用されている。 背景にも見どころは多く、ハードではできない多重スクロールを技術でカバーしていたり、煤や雨、揺れる水面などの細かな演出も光る。 CD音源によって収録され、その魅力を最大限に活用した素晴らしいBGM。 これまでのハード内蔵音源では味わえない、生演奏のような楽曲がBGMとして使われているため、大変迫力がある。 FC三部作の雰囲気を継承したハードロック調のBGMがほとんどであり、アクションゲームとして盛り上がる。 「Vampire Killer」「Bloody Tears」「Beginning」などの、過去作の名曲アレンジを堪能できる。 本作のメインテーマ兼リヒターのテーマである「乾坤の血族」は特に評価が高く、シリーズ屈指の名曲の一つとして認知されることとなった。 ドラキュラ伯爵のテーマとして知られる「幻想的舞曲」は本作が初。以降の作品で定番化する。 やり込み要素の多さ。 実質オープニングである0面やドラキュラ戦のみの8面を除いても、11ものステージがあるため、ボリューム満点。 1周通しではそのうち7つの道中ステージをこなすので、短すぎて物足りなさを感じたり、長すぎてダレることもなく、丁度良い。 ステージごとにモチーフが違い、それぞれに雰囲気の違う多彩な場面を楽しめる。 城内一辺倒だけでなく、街中や墓場といった屋外ステージも多い。特に、爽やかな青空のもとで戦う裏2面は、夜のイメージが強いこのシリーズでは稀有な存在(ただし『AC版』の最終ステージという類例は存在する)。 各ステージに配置された中ボスや、6面のボスラッシュステージは、単調になりがちなゲーム展開にアクセントを加えている。 ステージ分岐に加えて、ステージ内にも複数のルートがあり、さらに囚われた女性キャラの救出という要素もあるため、繰り返しプレイのモチベーションとなる。 以上のことから、ステージクリア型でありながら探索要素が豊富で、何度プレイしても飽きにくいゲーム構成となっている。 優れたゲームバランス。 最初は難しいが、何度も挑戦して敵のパターンを掌握し、同時にプレイの腕も上達してクリアに近付く――というのがステージクリア型作品の不文律だが、 本作では初心者への配慮が豊富に存在し、アクションが苦手な人でもクリアに辿り着きやすくなっている。 本作では入手したハートはミスしない限りリセットされることはなく、次のステージに持ち越される。沢山ハートを溜めておけば、ボス戦でアイテムクラッシュを連発して強行突破も可能。 即死につながる落とし穴がやや減らされている。落ちても下の部分のマップに戻されたり、分岐したルートを進むことになるだけの箇所が各所にいくつか登場。 リヒターでなかなか先に進めない場合、序盤のステージでマリアを助けだせば、より高性能なプレイヤーキャラとして使えるようになる。 パスワードではなくセーブデータによるステージセレクト機能があるので、プレイしたいステージをすぐに選択できる。未プレイステージの発見などのやり込みもしやすい。 マリアの超高性能ぶりに隠れがちだが、リヒター自身もSFC版以外の過去作の主人公と比べれば高性能な部類に入る。それでいて、従来通りの丁寧なプレイングが求められるゲームバランスを維持している。 限定的ながらジャンプ中の軌道修正ができる。 アイテムクラッシュにより、ボスの攻撃を強引に避けつつ高火力を叩き込める。 鞭が常に「長い鎖鞭(フルパワーアップ)」状態のため、通常攻撃の性能維持に煩わされることがない。 SFC版と同様、階段上で飛び乗り・飛び降りが可能。 連射アイテムの廃止に伴い各種サブウェポンの切り替えが楽になった事で、シチュエーションに応じたサブウェポンの使い分けの重要度が上がった。 サブウェポン取得中に別のものを取っても、古い方は地面に落ち、再び回収できるようになった。この仕様は以降の作品でも標準的なものとなる。 これまでの作品では、(特に敵が落とした時に)うっかり別のサブウェポンを入手してしまい、肝心な場面で適切なサブウェポンを使用できずに苦戦することがあった。本作ではそのような心配がほとんどない(狭い足場では地面に落ちずに奈落の底へ…という事故は起こる)。 あらゆるステージにちりばめられた細かい演出の数々。 徹底された過去作(特に『FCディスク版』)へのオマージュ。知っていれば思わずニヤリとなるものが多い。 かつてシモンが悪魔城を見上げた場所である城門、長い廊下の先に地下水路が存在する城入口、死神が待ち構えていた拷問部屋、時計塔に繋がる崩れる橋、玉座の間に繋がる大階段など、枚挙に暇がない。 1面の燃える町は、『呪いの封印』でシモンが訪れた町の一つである「オルジバの町」(ただし町の構造は「ヨーバの町」のものである)。 一部の水辺のステージでは、『呪いの封印』の時と同様に、「いい所へ連れていってあげよう。」というセリフとともに目的地まで運んでくれる渡し守が登場する。 表5面の幽霊船は『悪魔城伝説』以来のステージ。 6面のボスラッシュで戦う4体のボスは、全て『FCディスク版』のブロックボスである。 このようにオマージュがいくつも存在するが、新たに描き直されていたり、新演出の追加などがあるおかげで、使い回し感がなく新鮮さがある。 1面の背景に映るベヒーモスの目、表3面でプレイヤーにまとわりつく蛾、裏3面の背景でこちらを見つめるマントの男、7面の月食など、普通にプレイしているだけでは気付きにくいものも多い。 賛否両論点 アニメ絵調のデザイン 本作特有の魅力の一つだが、同時に最大の賛否両論点でもある。 今日の感覚で見れば紙芝居に近いが、フルボイスのビジュアルシーンやアニメ調のキャラクターは当時のPCEで流行していた手法であった(*5)。しかし、これまでゴシックホラーを売りにしリアルな劇画調のイメージビジュアルで統一されていたドラキュラシリーズにアニメ調デザインはミスマッチ・軟派であると拒否反応を示す声も大きかった。(*6)。 とは言え、これ以降の作品では耽美的なビジュアルが主流になり結果的にシリーズの世界観や作風が広がるきっかけとなったので、一概に欠点として切り捨てるものでもない。やはり好みやファン各人の思い入れによるところだろう。 マリアの存在 本シリーズにおいて、12歳の少女(しかも現代で言う「ロリ巨乳」)をプレイヤーキャラクターとして使用できるのは非常に新鮮であり、シリーズ内の新たな魅力を増やした。 しかし、このマリアは上記の「軟派」な要素の代表格とも言えるものであり、シリーズのシリアスな雰囲気を壊したとして批判対象となることがある。 また初心者救済キャラとはいえ主人公を食ってしまうほどに強すぎる点も設定の面で大きく批判されている。「最強のバンパイアハンター」の肩書きを持つリヒターより強くてはそれこそベルモンド家の立場が無い(*7)。 特に隠しコマンドである置きラッシュ攻撃、通称「スタンド」「オラオララッシュ」(*8) が強力で、本作のボス戦は「ボス登場」→「戦闘開始」→「少し遅れてボスのHPバー表示」と言う演出になっているのだが、開幕に置きラッシュ攻撃を重ねることで「HPバーが表示された頃には残り半分」と言うご無体な攻めができてしまう。 しかもコマンド技であるためかリソース不要であるため、リヒターがボス戦前で死亡してサブウェポンもハートも喪失した状態だとボスに追い込まれるのに比べ、マリアではコマンドさえ知っていれば互角に戦うことができる。しかも発動中は無敵であるため、ボスの最後っ屁を躱すことも簡単。 その為、マリアが後の作品に登場する際は軒並み能力を落とされるハメになったものの、それでも批判が起きない事から彼女がいかに強過ぎたかが如実にわかるだろう。 ちなみに、ステージ0は、リヒターでないとプレイできない。 『SFC版悪魔城ドラキュラ』と比べて、主人公のアクション性が低下した。 多方向への鞭打ち分け、ジャンプ中の自由な軌道修正、しゃがみ移動が廃止あるいは制限されている。 それでも操作性は不自由さを強いるレベルまでに劣化してしまったわけではない。またそれらを考慮した上で難易度の調整がされているため、プレイ中にこれらのアクションができずに困るということはまずないだろう。 鞭の斜め打ちは特定のサブウェポンの存在価値がほとんどなくなるため、妥当とする声もある。 また、バク転ジャンプやアイテムクラッシュは、SFCのシモンとは異なった強みももたらしている。 難易度 ユーザーに寄り添ったシステム廻りなどから確かに全体としては過去作よりも遊びやすくなってはいるが、実際に易しいと感じるかは回避アクションが上手いかどうかによる。 確かにリヒターとマリアは過去作のベルモンドよりも格段に高性能だが、同時にキャラのサイズが過去作の2~3倍ほどになっているため被弾はしやすく、ジャストタイミングでの回避を求められるシーンも多い。 また2人とも地味に体力は低い。マリアなら4~5回、リヒターの場合でも5~6回もまともに被弾すればミスになってしまうため、”肉を斬らせて骨を断つ”ような戦法は、実は「悪魔城伝説」や「ドラキュラ伝説Ⅱ」などより取りづらい側面もあったりする。 特に裏ステージ1とステージ7のボスは従来作のように「大きく距離を取ってやり過ごす」ことが難しい強敵で、本作ならではの回避アクション(バク転や空中軌道調整)を使いこなせなければ、あっという間にボコボコにされてしまう。 如何にライトユーザーにも手を差し伸べているとはいえ、そういったところはやはりしっかりシリーズとしての系譜を受け継いでいると言えよう。 問題点 ハードの性能を活かしたBGMとは対照的に、SEのクオリティは低い。 鞭を振る音、攻撃命中時の音、爆発音、スケルトンが崩れる音など、どのSEも重みがなく、全体的に軽い。中には完全に電子音にしか聞こえないものもある。 ただし、BGMとSEのクオリティの差はこの作品に限った話ではなく、CD-DAとPCM音源の差が著しいPCEというハードでは普通に起こるものであった。 BGMのループ処理が出来ておらず、曲が一周終わるごとに曲の初めから流れ出す不自然な現象も起こる。 ステージ分岐の関係上、通しプレイで全ての女性キャラを救出できない。 これは、複数回プレイを前提にしたゲーム構成であるためと思われる。 あらかじめ全員を救出した上でなら、通しプレイでクリアすること自体は可能。 リヒターの場合、焦ってジャンプボタンを連打してしまうとバク転ジャンプが暴発する。 ラスボスのドラキュラ伯爵があまり強くない。最終面まで辿り着いたプレイヤーならば、ほとんど苦戦せずに倒せてしまう(リメイク作である『Xクロニクル』では第3形態が追加され、ラスボスらしい強さに調整された)。 マリアのサブウェポン・せいちゃん、なぜかこれだけアイコンがやたら大きいせいで、取ると左上の枠からはみ出してハートの残量数値を隠してしまうため、ハート切れに気づけないことがある。 お手本動画、必要クレジットが後半はかなり高い。稼げるクレジットは一度通しでクリアしてもせいぜい200前後なので、必要400~500クラスだと、3周しないと貯まらない計算。さすがに高過ぎるのでは。そのわりに、「マリアのひみつ」では、隠し技を見せてはくれてもそのコマンドまでは教えてくれないという、中途半端ぶり。 また、クレジットが貯まるタイミングは、ラスボス撃破後を除けば、ゲームオーバー時にセーブ ENDした時だけ。ステージクリア後にリセットすると、それまでに貯めた分は加算されないため、途中でやめる場合はわざとやられてセーブしなければならない。リセットしてもステージをクリアしたという事実は残るのだから、クレジットも残ってもよかったのに。 そもそも、「TECHNIC」でのクレジットは6桁もあるが、 そこまで貯まるほどやるとは思えないし、万が一貯まったとしてもお手本動画を全部見たらそれ以上のクレジットは使い道が全く無く、必要以上に貯める必要性が皆無のため、4桁で十分である。 ビジュアルシーン関連の不備。 初回起動時は、オープニングも含めて全てのビジュアルシーンがスキップ不可。 一方、ビジュアルシーンを見直す機能も基本的に存在せず、囚われた女性の救出シーンは、同じセーブデータでは二度と見られなくなる。また、4人を救出してしまうとリヒターの別バージョンのエンディングには戻せなくなる。 マリアを除く3人はそれぞれリヒター、マリアで異なるビジュアルシーンが流れるため、両方見たい場合は最初からやり直すか、事前にセーブデータをコピーしておかなければならない。なお、見終わった時点で上書きされてしまうため、見られる状態を保持しておきたい場合は終わる前にリセットをするか、さらにセーブデータをコピーしておく必要がある。 総評 グラフィック、サウンド、ボリューム、ゲームバランス、操作性と、どれを取っても一級品の出来栄えであり、その完成度の高さから多くのアクションゲーマーを魅了した。 後にシリーズの転換期となった『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』の基になったり、本作のストーリーが直接関わる作品が出たり、リヒターやマリアが他作品にゲスト出演することを考えれば、製作者にとっても如何に重要な作品であるかがよく分かる。 現在ではPS4に『月下』とカップリングで収録されている『Xセレクション』が配信されており、こちらはPS5の互換にも対応している他、『PCエンジンmini』にも収録されているので、シリーズファンのみならず、アクションゲーム好きならぜひやっておきたい作品である。 移植・配信 2007年にPSPで『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル』としてリメイク作と共に収録。 リメイク版のステージに配置されたアイテムを入手することで遊べるようになる。 オープニングの音声が『Xクロニクル』のものに差し替えられている、ビジュアルシーンが激しく音ズレしているなど細かな問題はあるが、プレイ自体に支障はない。 ちなみにダウンロード版では音ズレがない。 2008年にWiiのバーチャルコンソールで配信。 配信初期はPCE版と同じだったが、現在はオープニングの音声がPSP版のものに差し替えられている。 オリジナルと違い上下8ドットが隠されていないため、一部のシーンが不自然な状態になってしまう(表2面の雨など)。 こちらも多少の差異はあるが、良好な移植具合である。 現在はWiiのバーチャルコンソールのサービス終了に伴い購入不可。 2018年10月25日に『悪魔城ドラキュラX・セレクション 月下の夜想曲&血の輪廻』としてPlayStation StoreにてPS4向けのダウンロード配信が開始された。 Xクロニクル版をベースとした移植で、もちろん移植度は良好。またメインイラストに何故か『Xクロニクル』の物を使用している。 ゲーム開始時のデモの音声がXクロニクルと同じものというのも同様。 2021年現在、第8世代であるPS4以降への現行機のレトロゲームの移植において、CD-ROM2およびMEGA-CD作品の移植が難航している中、実質的にPSP版の再移植とはいえ珍しく現行機に移植されており、そういう意味では貴重なタイトルと言えよう。 2020年3月19日に発売された『PCエンジン mini』にも収録されている。 余談 直接的な続編である『月下の夜想曲』を含め、リヒター・マリア共に出演作は多い。 リヒターは『月下』『ギャラリーオブラビリンス』『悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair』でそれぞれプレイアブル化。 いずれも昇龍拳やスライディングキック等体術に秀でたキャラクターとしてデザインされている。まさにリュウ・ベルモンド。 今作以降は声優変更もあってか、爽やかな好青年なイメージから一転して暑苦しい熱血キャラのイメージに。 マリアは大人になった『月下』を除き、『ギャラリーオブラビリンス』『HoD』では今作準拠の子供時代の姿で登場、さすがに今作ほどの兵器っぷりは鳴りを潜めたが。 また小畑健氏がキャラクターをリファインしたせいで全員デスノート化した『悪魔城ドラキュラ ジャッジメント』にもゴスパンツインテ少女として登場している。小畑氏のデザインもあってどう見てもミサミサにしか見えない。 そして2018年、悪魔城ファンに衝撃が走る。任天堂の名作ゲームの祭典『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にリヒターが今作準拠のデザインで、シモンと共に参戦したのだ。 扱いとしてはシモンのダッシュキャラ(性能が微妙に違うコンパチキャラ)となる。ついでに似てると言われたリュウとも共演。 パチンコ版及びNetflixのアニメ作品「キャッスルヴァニア-月夜のノクターン-」も今作のストーリーがベースになっており、リヒターやマリアが登場する。 前者はともかく、後者はキャラクター設定が全体的に大きく変化している。 プレミア化 発売当時から評価の高い『血の輪廻』だが、ハード終盤に出たソフトのためか、出荷本数はそれほど多くない。プレミア化したのは至極当然と言える。 本作はPCE現役時代から、中古価格が5千円前後から下がることはなかった。移植作と思われたSFCの『悪魔城ドラキュラXX』がほとんど別物だったこともあり、値下がりする気配は一向に見せないでいた。 そうした中古相場がさらに値上がりする契機となったのが、直接的な続編である『月下の夜想曲』の登場。これがヒットした影響を受けて、本作の中古価格は1万円を超えるまでに高騰した。さすがに落ちついてはきたようだが、高値安定という中古相場の傾向は今でも続いている。 2024年現在は上記通り移植が充実しているため、PCエンジン実機にこだわらなければプレイ自体は容易。 おまけ ドライブが外付けのPCEでCD-ROM2ゲームを遊ぶには、『システムカード』と呼ばれるカード型ROMが必要になる。古いバージョンのシステムカードで本作を起動すると、『あくまぢょおどらきゅら×(ペケ)』というゲームが起動する。 デフォルメキャラによるゲームが1面だけプレイでき(遊べるほど立派なステージ構成ではないが)、ゴールでは「対応するバージョンのシステムカードを使ってください」という警告が表示される。 旧バージョンカードに対する警告にお遊びが挿入されるのは、CD-ROM2ソフトのお約束だった。特にハード終盤にもなると本作や『龍虎の拳』のように専用シーンを入れるソフトまで出るほどで、旧バージョンのシステムカードでもゲームソフトを起動するのがPCEユーザーの楽しみでもあった。 このおまけゲームはWiiのバーチャルコンソールでもプレイ可能(Wiiリモコン横持ち状態で、十字キー左上+1ボタン+2ボタンを押しっ放しにしたまま本体のリセットボタンを押す)。 PSPの『Xクロニクル』でもプレイ可能だが(こちらは隠しではなく普通に選べる)、CD-ROM2の商標表記がぼかされている。 PS4の『Xセレクション』でも隠し扱いとして収録(タイトル画面にてカーソルをオプションに合わせて コナミコマンド を入れた後にオプションボタン)。 PCエンジンminiでもセレクトボタンを押しながらゲームを選択することでプレイ可能。起動時の演出でもちゃんとスーパーシステムカードではなく通常のシステムカードを差す演出に変化する。これはPCエンジンmini収録のSUPER CD-ROM2及びアーケードカード対応の全てのソフトで使用可能。 CD-ROM2ソフトには、「コンピューター用データが入っているので、オーディオ機器で再生しないで」という警告音声がトラック1に入っている。これもシステムカードのお遊び同様にエスカレートしていき、ゲーム出演声優によるコント的な警告を収録するのが当然のようになっていった。 本作でも、リヒター役の堀川仁氏とマリア役の鉄炮塚葉子氏が、ゲームキャラの掛けあいという形で警告を行なっている。なお、こちらはバーチャルコンソールでは聴くことはできない。 ちなみにコンピューター用データが入っているのはトラック2と22の二つ。それ以外のトラックは再生しても問題はない。 声優の変遷 リヒターは今作では上述した堀川氏が演じているが、『月下』以降では梁田清之氏が演じることが多い。またドラマCDでは三木眞一郎氏が、上記アニメ版では浦和希氏がそれぞれ演じている。 今作準拠のデザインで参戦した『スマブラSP』では梁田氏が担当。 ちなみにドラマCD版の三木氏は後にアニメ『悪魔城ドラキュラ-キャッスルヴァニア-』でアルカードを担当。ちなみにそちらでのベルモンドはアルカード役でおなじみの置鮎龍太郎氏である。配役が逆では?はもはやお約束 一方でマリアは出演のたびに声優が変わっている。七色の声を持つ兵器。 今作では上記の通り鉄炮塚氏が担当しているが、『Xクロニクル』では石毛佐和氏、『月下の夜想曲』では椎名へきる氏(12歳時)/横山智佐氏(17歳時)、ドラマCD版及び『ジャッジメント』では松来未祐氏、『ギャラリーオブラビリンス』では鈴木麻里子氏、『HD』では斎藤千和氏、『GoS』では鬼頭明里氏、アニメ版若山詩音氏…と2024年時点で計9名の声優がマリアを演じている。 ドラキュラの設定 過去作ではワラキア公ヴラド・ツェペシュが悪魔と契約してヴァンパイアになった設定で生没年も1431年-1476年だったが、本作ではこの設定を捨てて年齢推定800歳のドラキュラ伯爵になった。以降のシリーズ作品もおおむねこれに倣っている。
https://w.atwiki.jp/5gouki/pages/142.html
悪魔城ドラキュラ KPE 悪魔城ドラキュラ オフィシャルサイト 登録タグ:ART KPE あ行 タイアップ コナミ往年の名作である同名のゲームが登場。 ARTシステムはマジハロと同一だが、継続率制であるためヒキに左右される。 ART性能は1.1枚/Gで1セット30G。継続率は66%から11%刻みで99%までの4段階。 RT状態で一定G数チェリー回避するとARTに格上げとなる。 悪魔城ドラキュラのボーナス確率・機械割 設定 赤BIG 青BIG 赤REG 青REG 合成 機械割 1 1/736.4 1/1724.6 1/819.2 1/1771.2 1/268.6 97.8% 2 1/809.1 1/267.5 99.2% 3 1/771.0 1/263.2 101.3% 4 1/720.2 1/1680.4 1/1680.4 1/258.0 104.0% 5 1/689.9 1/1638.4 1/736.4 1/1724.6 1/250.1 108.4% 6 1/682.7 1/569.9 1/1638.4 1/225.2 112.1% 全ボーナスの約7割が赤系。 悪魔城ドラキュラの単独ボーナス確率 設定 赤BIG 青BIG 赤REG 青REG 合成 単独割合 1 1/6553.6 1/6553.6 1/3276.8 8.20% 2 8.16% 3 8.03% 4 7.87% 5 7.63% 6 6.87% 内訳は現在不明。 悪魔城ドラキュラの小役確率 設定 リプレイ 3択12枚 共通12枚 スベリ12枚 弱スイカ 強スイカ 3択チェ 赤1枚 黒1枚 1 1/7.3 各 1/21.22 1/75.5 1/53.0 1/197.4 1/840.2 各 1/36.3 1/67.35 1/897.8 2 各 1/21.16 1/76.2 1/67.29 3 各 1/21.35 1/75.8 1/67.15 4 各 1/21.40 1/71.1 1/67.01 5 各 1/21.41 1/76.9 1/66.87 6 各 1/21.40 1/75.4 1/66.33 赤1枚 赤7/黒チェ/黒チェ 黒1枚 BAR揃い 悪魔城ドラキュラの小役同時当選確率 設定 リプレイ 3択12枚 共通12枚 スベリ12枚 弱スイカ 強スイカ 3択チェ 赤1枚 黒1枚 1 0.39% なし 0.92% 2.10% 7.23% 35.90% 0.22% 5.55% 50.68% 2 0.93% 5.65% 3 0.41% 0.92% 5.84% 4 0.45% 0.87% 6.03% 5 0.51% 0.94% 6.22% 6 0.75% 0.92% 6.98% 悪魔城ドラキュラのART突入率について 約60%?詳細求む。 悪魔城ドラキュラのART非突入時の自力昇格について 画面下の十字架の数はあくまで目安である。ボーナス終了後の表示が正確な所持数。 十字架の数は自力昇格RTのG数に反映される。最大40G間を生き延びればARTに昇格する。 20Gまたは30Gが選択された場合、±6Gの間でランダムに加減算され、最終的なG数が決定する。 下表内で0GとなっているものについてはART突入抽選に漏れていた場合でも見た目上突入する。十字架が6個の場合は必ず0Gが選択されるので実質的にART突入が確定する(下表には記載していない)。 十字架0個 十字架1個 設定 0G 10G 20G 30G 40G 設定 0G 10G 20G 30G 40G 1 60.0% 40.0% なし 1 10.0% 5.0% 8.0% 20.0% 57.0% 2 2 5.0% 10.0% 30.0% 50.0% 3 3 10.0% 5.0% 8.0% 20.0% 57.0% 4 4 7.0% 48.0% 5 5 10.0% 5.0% 8.0% 20.0% 57.0% 6 6 5.0% 30.0% 20.0% 40.0% 十字架2個 十字架3個 設定 0G 10G 20G 30G 40G 設定 0G 10G 20G 30G 40G 1 12.0% 10.0% 10.0% 10.0% 58.0% 1 18.0% 10.0% 10.0% 20.0% 42.0% 2 14.0% 15.0% 11.0% 50.0% 2 20.0% 40.0% 3 10.0% 5.0% 8.0% 20.0% 57.0% 3 15.0% 15.0% 25.0% 35.0% 4 11.0% 15.0% 10.0% 12.0% 52.0% 4 21.0% 18.0% 10.0% 36.0% 5 12.0% 10.0% 53.0% 5 25.0% 10.0% 10.0% 15.0% 40.0% 6 10.0% 25.0% 35.0% 6 10.0% 20.0% 10.0% 十字架4個 十字架5個 設定 0G 10G 20G 30G 40G 設定 0G 10G 20G 30G 40G 1 30.0% 11.0% 30.0% 29.0% なし 1 50.0% 10.0% 40.0% なし 2 12.0% 20.0% 38.0% 2 3 21.0% 30.0% 19.0% 3 4 25.0% 25.0% 20.0% 4 5 22.0% 30.0% 18.0% 5 6 25.0% 35.0% 20.0% 20.0% 6 悪魔城ドラキュラの高確率状態とART継続率について 高確率状態でのボーナスでART突入抽選に当選した場合、継続率の振り分けが優遇される。 RTから転落後、G数消化で高確率状態に移行する。転落後100G、250G、400G、550G、700G、750G消化で移行。突入後は一定の確率で低確率状態に転落する。 上記6種類ある高確率状態はそれぞれの振り分けテーブルを持っているが、2種類に大別できる。下表には平均値を算出して表記した。 低確率時 / RT中 / ART中 100G / 400G / 700G消化時(1/20で転落) 250G / 550G / 750G消化時(1/40で転落) 設 66% 77% 88% 99% 88%↑ 設 66% 77% 88% 99% 88%↑ 設 66% 77% 88% 99% 88%↑ 1 70.3% 6.1% 6.1% 17.5% 23.6% 1 52.3% 13.1% 7.0% 27.6% 34.6% 1 49.4% 13.1% 9.9% 27.6% 37.5% 2 54.5% 22.9% 7.6% 15.0% 22.6% 2 51.2% 13.9% 10.3% 24.6% 34.9% 2 48.9% 3.9% 12.7% 34.6% 47.3% 3 55.4% 6.1% 10.0% 28.6% 38.6% 3 57.5% 3.7% 7.9% 30.9% 38.8% 3 55.4% 4.3% 10.0% 30.3% 40.3% 4 31.2% 3.9% 29.6% 35.4% 64.9% 4 36.1% 13.9% 24.7% 25.4% 50.0% 4 30.1% 3.9% 30.6% 35.4% 66.0% 5 42.1% 7.1% 9.9% 40.9% 50.8% 5 42.4% 8.2% 9.6% 39.8% 49.4% 5 39.4% 8.4% 12.6% 39.7% 52.3% 6 8.9% 22.1% 57.4% 11.6% 69.0% 6 0.0% 0.0% 79.9% 20.1% 100.0% 6 0.0% 0.0% 79.9% 20.1% 100.0% 悪魔城ドラキュラのART中対決演出に敗北後の内部仕様 ドラキュラとの対決に敗北するとリベンジモードに突入する。 リベンジモード 約1/20でチャレンジゾーンに突入。チェリー獲得で通常へ。 チャレンジゾーン 10~40Gの中から選択される。このG数をチェリーを引かずに乗り切れば、晴れてART復活となる。 悪魔城ドラキュラの打ち方(暫定) 通常時 順押し手順 黒チェリーを狙い、スイカまでスベって来たらスイカをフォロー。スイカハズレで1枚役? ボーナス中 フリー打ちでOK。3択チェリー成立時は獲得できればチャレンジゾーンでその数だけ回避ナビが発生。 RT中 通常時と同じで良い。ただし、チェリーナビがある場合は回避する。 ART中 ナビされた色と同色のボーナス絵柄を左に狙う。 悪魔城ドラキュラについてのコメント 通常とか(A)RT中は右リールの上~中に青7で黒一枚役見抜けます - 名無しさん 2009-04-22 17 47 24 名前
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/5221.html
今日 - 合計 - 悪魔城ドラキュラの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時53分53秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して